2022年10月30日
The 5th Asian Congress of Neurosurgical Nurses; ACNN (上海開催)
オンライン開催のため、事前録画の上、学会には各自自宅からの参加でしたが、またと無い国際交流の機会を持てました。同じセッションではマレーシアやネパールから発表がありました。
初めに、廣末よりNP制度の概要について発表し、現在日本には670名のNPがいますが、急激に進む高齢化社会の中で、医師の働き方改革を背景に、NPとして患者さんのために果たすべき役割は大きいということを発表しました。
続いて大久保麻衣さんより、ばんたね病院脳神経外科におけるNPの活動について発表され、脳神経外科の術前未介入であった合併症がNPの介入により手術までに介入がなされるようになり未介入事例がゼロになった、という発表が行われました。
最後に大学院2年生の伏屋知里さんよりNPになるまでの道のりとして、2年間の学生生活について、3Pと呼ばれている高度な病態生理学、高度な薬理学、高度なフィジカルアセスメントを含む講義、OSCEと呼ばれる臨床実習前の実技試験、そして実習のあと修士論文が必要である旨の発表がありました。
英語での発表の機会は、我々にとって大変貴重な機会であったと思います。 まもなく、11月11日~13日には、我が藤田医科大学を会場に、第8回日本NP学会学術集会を開催いたします。 廣末は国際交流セッションの座長を務めさせていただきます。今回の発表の経験を活かして臨みたいと思います。 皆様のご参加をお待ちしております。 文責:廣末美幸
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